<アウトレット品>ランドセル購入前の注意点/人気のフィットちゃん 


うめこです。

春が近づくと入学式を思い出します。

息子はランドセルを嬉しそうに左右に振りながら入学式に行きました。ランドセルが亀の甲羅のようでなんだか笑ってしまいました。

そのランドセル、実は、アウトレットで買ったんです。

メルカリ大好きなうめこですが、ランドセルは新品を購入したいと思い、アウトレットで購入しました。

お手頃価格で購入でき、今も充分満足しています。


ランドセルってアウトレットで買うのはちょっと心配なんだけど…

購入する前にしっかりポイントをおさえておけば大丈夫!


アウトレットで扱っているランドセルは最新モデルの在庫処分型落ち店頭展示品などです。

特に型落ちは最新モデルとは違い、保証がなかったり、サイズが小さかったりするため注意が必要です。

この記事では購入前のチェックポイントや私が購入したアウトレット品の『フィットちゃん』についてお伝えします。

アウトレット品は気になっているが迷っている、なぜアウトレット品を選択するのか、などの答えが出ます。

なぜアウトレット品?大手メーカーのランドセルが新品で手に入る

ランドセルを「安く買う方法」はたくさんあります。

フリマアプリで探したり、早割で購入してもお安く手に入れることができます。

一番のおすすめは「アウトレット品(型落ち)」を購入することです。

なぜなら、大手メーカーのランドセルがアウトレット品として安く販売されているからです。

アウトレット品は、下記3つに分けることができます。

  • 旧モデルの型落ち
    昨年以前の売れ残った新品モデル
  • 在庫処分
    展示品ではない最新の新品モデルの売れ残りのランドセル
  • 店頭展示品
    店舗や展示会などで飾っていたランドセル、最新モデルの見本品

大手メーカーのランドセルはアウトレット品でもしっかり作られているのでおススメです。

大手メーカーのランドセル

ランドセルのブランドには、工房系とメーカー系、流通系と呼ばれるものがあります。

 会社名特徴
メーカー系セイバン天使のはね、
小児科の推奨を得ている背負いやすさ、丈夫さはトップクラス
メーカー系ハシモトフィットちゃん、背負いやすく丈夫、コスパがいい
1-2 『ハシモトのフィットちゃんが人気の理由』参照
メーカー系協和ふわりぃ
老舗のかばんメーカー
『軽く』『ソフト』が特徴
工房系土屋鞄工房系で最も人気が高いといわれている
牛皮を使用し丈夫なつくり
シンプルなデザインで上品な見た目、大人にも人気
工房系鞄工房山本老舗のかばんメーカー
牛皮ランドセルがおススメ
工房系萬勇鞄老舗のかばんメーカー
全て手縫いで製作し丈夫
流通系高島屋高島屋オリジナルあり
幅広いラインナップ
限定モデル、コラボは専門メーカーに製造委託しており丈夫
流通系三越伊勢丹三越伊勢丹オリジナルあり
軽量で水に強い素材などの機能やデザインも豊富
流通系イオンかるすぽ
背あての構造の工夫により体への負担を軽減
背負いやすさ、収納力あり

我が家の場合、ラン活が始まる前にメーカーや機能について少しずつ調べ、結局、展示会に行く『ラン活』はやめました。

いくつか気になったメーカーはありましたが、特にハシモトの『フィットちゃん』が気になっていまいた。

定価でも高額すぎず、機能もしっかりしており、デザインも豊富だからです。

我が家が購入した『フィットちゃん』。実際に使って改めて良さを実感しています。
特に下記の理由から選ばれています。

圧倒的な機能性

安ピカッ(あんぴかっ)
カブセのフチやヘリに反射材を採用した「安ピカッ(あんぴか)」は、100m先の自動車から視認可能です。

背中にピッタリ
肩ベルトが左右別々に動く非連動型の背カンです。肩ベルトが左右別に動くことで着脱しやすく、体の大きさに関わらず背中に密着。体が揺れても背中にフィットしやすいなどのメリットがあります。

楽ッション(らくっしょん)
厚み2倍のクッション材の肩ベルト「楽ッション(らくっしょん)」。肩への圧力が約30%も軽減され、小学生の圧倒的支持を得ています。

フィットちゃんは、特にアウトレット品はモデルごとの機能差があるので、上記の人気機能がついているかチェックしてくださいね。

カラーやデザインが豊富

人気機能を搭載したランドセルが200種類80色以上あり、たくさんのカラー・デザインから選べます。
基本カラーだけでも12色あり(2025.2時点)、特に「黄色」も扱っているメーカーはごく一部です。

製造は3大メーカーのひとつ「(株)ハシモト」

ハシモトグループは、製造に特化した株式会社ハシモトBaggageと、企画・販売・営業の株式会社ハシモト、インターネット販売やショールーム運営など幅広く手掛ける株式会社ラ・ポンテで構成されています。
グループ内で企画、製造、営業のバランスが整っており、『フィットちゃん』のランドセルは国内製造販売本数No.1のブランドとなっています。

アウトレット品の購入場所

アウトレット品は「店舗」、「公式オンラインショップ」、「ネットショップ」で購入できます。

 店舗公式オンラインショップネットショップ
メリット実物を確認できる店舗より幅広い選択肢他のショップにはないデザインを販売 等
デメリットラインナップが限られている商品を直接確認できない詐欺サイトがあり注意が必要
商品を直接確認できない

おススメは店舗です。特に高島屋のアウトレット店はおススメです。

アウトレットによく行く私の経験では、時期によってランドセルの展示されている種類や量は異なりますが、高島屋では多くの時期に展示されています。

種類や量が多いのは4~5月です。店員さんによるとゴールデンウィーク時が一番多いようです。

カラーやデザイン、在庫数は少ないですが、アウトレット店も候補のひとつにするのがおススメです。

ネットショップでは商品を直接確認したり、背負うことができませんが、店舗ではできます。

私が購入した時期は高島屋のアウトレット店に『フィットちゃん』とのコラボ商品が展示されていました。

もともと気になっていた『フィットちゃん』のランドセル。

実際に背負って体のフィット感を確認し、型落ちのチェックポイントを確認しました。

背負うことで、ランドセルの重さも他の商品と比較し実感できました。

店舗ならではのメリットです。

フィットちゃんのランドセルは5~6年前の型落ちでしたが、機能はそのままで、からーやデザインはシンプルだけどカッコイイところが息子も私も気に入りました。


高島屋は百貨店の中でもランドセルにとても力を入れており、デザインや機能、品質の評価が高いです。

高島屋のランドセルは平均価格が高く、ほとんどのモデルが8万円台で、安く購入できないかと考えている人も多いようです。

アウトレット品の購入を検討している場合は、店舗が近くにある場合は一度、のぞいてみてください。

店舗が近くにない場合に公式オンラインショップやネットショップを利用する、というのもいいですね。

アウトレットの販売時期

アウトレットや型落ちのランドセルは、販売時期が限られているので気をつけましょう。

アウトレット品の販売時期
  • 1月~3月
    展示会スタート

    各ブランドの新作発表

  • 4月~5月
    予約ピーク

    好きなデザイン、カラーなどがある場合には完売前に早めに予約を。

  • 8月~9月
    型落ち

    旧モデルのランドセル。旧モデルでも「新品」を購入したい人におススメ。保証がついているか確認しましょう。

  • 11月~12月
    店頭展示品

    新しいモデルを購入したい、少しくらいの傷は気にしない人におススメ。

  • 1月~3月
    在庫処分(最新モデルの売れ残り)

    新品の最新モデルを安く購入したい人におススメ。
    入学式が近いため、気に入ったものがない場合には困ってしまうかも。

私がアウトレットでランドセルを購入したのは5月頃です。

店員さんによるとランドセルはゴールデンウィークの時期に、祖父母と一緒に買いにくる家族も多いようです。

ゴールデンウィークにランドセル(型落ち)を多く扱うようなので、気に入ったものが見つかりそうですね。

アウトレット品は、カラー・デザイン・在庫数が限られているため、気に入ったランドセルを見つけたら早めに決断するのがおススメです。

購入前の注意点

アウトレット品の場合は、購入した後に後悔しないように下記3点チェックしましょう。

✔ 信頼のあるブランド
✔ 保証の有無
✔ 機能

信頼あるブランド・メーカー

信頼あるブランド、といってもわかりにくいですよね。

ひとつの目安にしやすいのが、ランドセル工業会の「ランドセル認定証」です。

認定証つきのランドセルの相場は4万円からのようです。

「認定証がない=粗悪品」ではありません。認定証がなくても6年間使えるランドセルもあります。

でも、もし糸がほつれていたり、使ったらすぐ壊れてしまったら…と気になったり。

高級な素材は使わなくていいけれど、後悔しないランドセルを購入するには、認定証は目安になります。

※ 私が購入したランドセルの認定証
  型落ちでも認定証はついています

保証の有無

ランドセルには、通常は6年間の修理保証がついていますが、アウトレット品には保証がついていない場合があります。

保証がない場合、ランドセルが壊れてしまったときに、無償修理が受けられません。

ちなみに私が購入したランドセルは保証がついていません。保証がついてないことを知った上で購入しました。

保証がついていないランドセルは、定価の約3割の価格(約2万円)でした。

我が家は、修理しないと使えないくらい壊れた場合には、アウトレット店やメルカリで改めて購入してもいいな、と考えています。

もちろん保証がついているランドセルが一番いいです。

でも、保証がなくても、万が一壊れた場合は、アウトレット品や注目されつつあるランドセル型リュック(ランリュック)を購入するのも一つの案です。

何を選択するかは人それぞれ。

ご家族で一番いい選択をしてくださいね。

何年前のものか/機能をチェック

型落ちでも昨年モデルや数年前のモデルなどさまざまあります。

特に数年前のモデルは下記の機能を確認してください。

モデルによって機能の差があるため、欲しい機能がある場合はしっかり確認しましょう。

  • ✔サイズ
    ✔錠前ロック
    ✔手持ちハンドル
    ✔反射材 →前後左右にあるか
    ✔肩ベルト→防犯ブザーのフックがついているか
    ✔フック →はずれる安全機能がついているか

サイズ

最近の小学生は荷物がビックリするくらい増えています。

重い荷物を手提げに入れるよりはランドセルに入れた方が持ちやすいです。

ランドセルのサイズは少しずつ変更されており、おススメのサイズは下記の通りです。

  サイズ 備考
縦 内寸 31㎝以上 A4フラットファイル対応サイズ
横 内寸 23㎝以上 A4フラットファイル対応サイズ
奥行(マチ幅)内寸 12㎝以上 学習教材、タブレット、水筒 等を入れる

少し古いモデルのランドセルはA4の『クリアファイル』対応になっているのでよく確認してください。

せっかく新品のランドセルを購入してもフラットファイルは入らなかった、なんてことになったらショックですよね。

奥行も大事です。荷物が多く重いため、息子はお道具箱もランドセルに入れます。

はじめは驚きましたが、今の時代は普通のようで、可能な限り荷物をランドセルに入れて手ぶらにする方が安全でラクですね。

置き忘れもなく親としても安心です。

購入前にサイズはしっかり確認しましょう。

錠前ロック

購入前は、個人的にはこれはなかったとしても仕方ないかな、と思っていた機能ですが、実際、ランドセルを使い始めると、あってよかった機能です。

左右どちらにも回せると開け閉めもしやすく簡単です。
息子がランドセルを背負ったまま親が荷物を出し入れするときが意外とあります。背負った状態だとロック部分が見にくいため、オートロックがついていると簡単に閉まり、親にとってもありがたいです。 

手持ちハンドル

教室のロッカーにランドセルを入れるときに、持ち手がないとシワの原因になったり不便です。親にとっても持ち手があると持ち運びやすく便利です。

反射材

車のライトに反射する素材で、とても重要です。特に、黒っぽい服装をしていると子供の存在はドライバーからわかりにくいです。
少しでも早くドライバーに気付いてもらうために反射材は必要です。前後左右についているか確認しましょう。デザイン性優先で反射材がないランドセルもあるので注意してくださいね。

肩ベルト

防犯ブザーの取り付けができるか確認しましょう。とっさのときにブザーが押せるように、利き手と反対側の肩ベルトにブザーを取りつけます。取りはずしが簡単かも確認しておくのがおススメです。

フック

ランドセルの側面のフックは一定以上の負荷で外れるものか(安全機能付きか)確認します。
自転車・自動車・電車の扉など、引きずられ事故を未然に防げます。

息子は帰宅中、お友達にフックをひっぱられて簡単にフックが取れました。そんなに簡単に壊れるもの?と思いましたが、壊れたのではなく、安全のために簡単にはずれるようになっていたんですね。
思わぬ事故を防ぐために、思っている以上に大事な機能です。

ランドセルのアウトレット品【2年間経ったいま】

「フィットちゃん」のアウトレット品のランドセルを使い始めて2年間経ちました。

機能面やサイズは充分満足しています。息子はちょっと雑な面がありますが、ランドセルがしっかり丈夫に作られているため、壊れたところもありません。

しいて言うなら、フックを引っ張られたことで取れた、ということ。これは、安全機能がはたらいたということですね。子供の強い力で取れるくらいです。

息子の場合、ランドセルを地面に置いたり、雨の中、傘を差さずに帰ってきたりします。

親としては、もう少しランドセルを丁寧に扱ってほしいな、と思いますが、特に男の子はそれが普通なのかもしれません。

安全面、機能面がしっかりしているランドセルであれば、高価なランドセルでなくてもアウトレット品で充分だった、と改めて感じています。

もうひとつ重要なことはサイズが大きいということ。アウトレット品でも奥行が大きいタイプだったから、荷物が充分入ります。

教科書以外にタブレットや水筒、お道具箱、体操着はもちろん、息子は上履きまでランドセルに入れます。

特に低学年の場合は、置き忘れないようにランドセルに入るものはすべて入れる、という指導を先生方がしてくれているのでしょうか。

ランドセルは奥行がしっかりあるものをおススメします。

アウトレット品は在庫が少ないため、気に入ったものが見つかるとは限りません。

選択肢のひとつにしてみてください。

大手メーカーのランドセルはアウトレット品でも安全面、機能面、デザイン面のどれも充分満足できるものが多いです。

息子も型落ちのランドセルですがとても満足しています。

実際に使用して実感しました。

購入時にしっかりポイントを押さえていれば失敗、後悔はしません。

チェックするポイントで一番重要なのは保証の有無。アウトレット品で保証付きを希望する場合は、さらに在庫数が限られます。

人気のブランドやモデルは、普段から狙っている人もいるのですぐに売り切れてしまいます。

アウトレット品の販売時期はしっかりチェックしておきましょう。

我が家はアウトレット店で気に入ったランドセルを見つけました。アウトレット・型落ちのランドセルは一期一会だと思います。

このページを参考に、お子さんにとって唯一のランドセルが見つかることを祈っています。